ロシアン・ルーレットの起源
ロシアン・ルーレットの起源
ロシアン・ルーレットとは、決闘する 2 人が回転式連発拳銃のリボルバーに 1 発だけ弾丸を込め、交互に自分のこめかみに銃口を当てて引き金を引くゲームです。
ロシアン・ルーレットに当たる描写は、ロシア文学には 1 つしかありません。
1840 年の Mikhail Lermontov の "A Hero of Our Time" という本がそれですが、「ロシアン・ルーレット」ではなく、"cuckoo" と呼ばれています。
「ロシアン・ルーレット」という言葉が初めて登場したのは、Georges Surdez の 1937 年の小説 "Russian Roulette" です。
"Russian Roulette" は邦訳されているのか、現在も入手できるのか不明ですが、第 1 次世界大戦中のロシア人将校の行動として描かれているそうです。
しかし、当時のロシア軍の拳銃は回転式ではなかったため、実際にロシアン・ルーレットが行われていた事実はなく、以下が着想の源ではないか、と言われています。
- ロシア製の拳銃は命中精度が低く、6 発に 1 発程度しか当たらなかった
- 帝政ロシアの貴族の間では、拳銃による決闘がよく行われた
その後、1978 年にベトナム戦争を描いた映画「ディア・ハンター The Deer Hunter」(監督:マイケル・チミノ/主演:ロバート・デ・ニーロ)で、ロシアン・ルーレットが扱われました。
「ディア・ハンター」は、アカデミー賞の以下の 5 部門を受賞し、ロシアン・ルーレットは世界的に有名になりました。
- 作品賞
- 監督賞
- 助演男優賞(クリストファー・ウォーケン)
- 音響賞
- 編集賞
1993 年の邦画「ソナチネ」(監督・主演:北野 武)にも、ロシアン・ルーレットのシーンがあります。
